プロフィール

根本 聡一郎

Nemoto Soichiro

1990年生まれ。福島県いわき市出身。東北大学文学部(日本思想史研究室)卒業。
幼稚園から高校時代までを福島県いわき市で過ごし、大学進学を機に仙台市に住む。
大学二年の終わりに東日本大震災を仙台市内で経験し、それまで進もうとしていた教職の道を再思し、仙台市の内陸部と沿岸部で支援活動に従事する。
大学三年~四年時にかけては震災復興・地域支援サークルReRoots(現・一般社団法人ReRoots)、笑顔311プロジェクト(現・NPO法人メディアージ)、TeachForJapan東北事業部の立ち上げに関わり、現地での瓦礫撤去支援、仮設住宅での教育支援、東北から全国への情報発信支援に力を入れる。
大学卒業後は、それまでの経験から「東北から新しい物語をつくる」ことを志し、小説の執筆とゲーム制作を始める。

自身で製作した電子書籍を全世界のAmazonで販売できるサービス、Kindleダイレクトパブリッシング(KDP)を活用し『幻覚少女(2013年)』『脱水少女(2014年)』『少女症候群(2015年)』『プロパガンダ・ゲーム(2016年)』を発売。『プロパガンダゲーム』はkindleストアの全体ランキングで100位以内を獲得し、双葉社より紙書籍化されることが決定する。
2017年10月11日、KDP版の内容を全面改稿した『プロパガンダゲーム』を上梓。発売以降重版を重ね、2022年に舞台化が決定する。
2015年には謎解きゲーム制作団体「謎杜(なぞもり)プロジェクト」を立ち上げ、代表に就任。仙台市地下鉄東西線を活用した体験型謎解きゲーム「WE QUEST(主催:仙台市)」をはじめ、東北を舞台にした謎解きゲームの制作を行っている。
著書に『ウィザードグラス』(双葉社)、『宇宙船の落ちた町』(角川春樹事務所)、『人財島』(KADOKAWA)がある。